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COVID-19第6波と第1~5波の臨床像の比較

2022/01/27
倉原優(近畿中央呼吸器センター)

 新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)の検査陽性者数が過去最大になった第6波。前回コラムの時点では、「肺炎やサイトカインストームはほぼ見られない」と書いていましたが、あの直後から高齢者の入院が次第に増えてきました。その結果、酸素飽和度が低くて酸素療法を要する中等症IIの症例がチラホラ出てくるようになりました。

 当院では、2022年1月26日時点で40人の患者を受け入れていて、そのうち軽症だったのは半数以下という状況になっています(表1)。コロナ病棟を有する単施設という窓から見た景色なので、かなりバイアスがかかったデータだということにご注意ください。

著者プロフィール

倉原優(国立病院機構近畿中央呼吸器センター呼吸器内科)●くらはら ゆう氏。2006年滋賀医大卒。洛和会音羽病院を経て08年から現職。日本内科学会総合内科専門医・指導医、日本呼吸器学会呼吸器専門医・指導医、日本感染症学会感染症専門医・指導医、インフェクションコントロールドクター。

連載の紹介

倉原優の「こちら呼吸器病棟」
倉原氏は、呼吸器病棟で活躍する医師。日々の診療や、患者さん・他の医療スタッフとのやりとりを通して倉原氏が感じたことを、呼吸器領域ならではのtipsを交えて語ります。呼吸器診療の息遣いが垣間見えるブログです。

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