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寄稿◎現場任せにならざるを得ない“命の選別”
大阪のコロナ病床で起きている歴史的事態

2021/04/23
倉原優(近畿中央呼吸器センター)

 前回「第4波は何かが違う」とお伝えしたばかりですが、いよいよ大阪府が医療崩壊の危機に陥ってきましたので、一体、現場で何が起こっているのかお伝えしたいと思います。

 この新型コロナウイルス感染症(COVID-19)第4波のピークが早めに過ぎ去ってくれれば、後に「ほんの数週間程度の医療崩壊で済んだ」と振り返ることができるのかもしれませんが、長い呼吸器内科医人生、恐らく「歴史に残る事態」を見ていることだけは確信しています。

 首都圏にもこの嵐が吹き荒れるリスクがあるため、早急に大阪府の情報をお届けせねばなりません。日経メディカル Onlineの編集部の皆さんのご協力に、一執筆者として心より感謝申し上げます。

著者プロフィール

倉原優(国立病院機構近畿中央呼吸器センター呼吸器内科)●くらはら ゆう氏。2006年滋賀医大卒。洛和会音羽病院を経て08年から現職。08年から始めた自身のブログ「呼吸器内科医」をベースにした書籍『「寄り道」呼吸器診療-呼吸器科医が悩む疑問とエビデンス-』を、2013年に刊行した。

連載の紹介

倉原優の「こちら呼吸器病棟」
倉原氏は、呼吸器病棟で活躍する医師。日々の診療や、患者さん・他の医療スタッフとのやりとりを通して倉原氏が感じたことを、呼吸器領域ならではのtipsを交えて語ります。呼吸器診療の息遣いが垣間見えるブログです。

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