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2~4週間で到来する高齢者結核の“山場”

2020/11/20
倉原優(近畿中央呼吸器センター)

 「今は比較的症状が落ち着いておられますが、高齢でもありますので、命にかかわる可能性も十分あります」

 私は高齢者、特に80歳を超えるような結核患者さんの場合、上記のような説明をよく初日にしています。本人にいきなりここまでシビアな話はしませんが、家族には致死率が高いことをしっかり伝える必要があるのです。当院のデータでは、入院中の結核患者死亡率は80歳以上で15%程度、90歳以上では30%弱に上ります。

著者プロフィール

倉原優(国立病院機構近畿中央呼吸器センター呼吸器内科)●くらはら ゆう氏。2006年滋賀医大卒。洛和会音羽病院を経て08年から現職。08年から始めた自身のブログ「呼吸器内科医」をベースにした書籍『「寄り道」呼吸器診療-呼吸器科医が悩む疑問とエビデンス-』を、2013年に刊行した。

連載の紹介

倉原優の「こちら呼吸器病棟」
倉原氏は、呼吸器病棟で活躍する若手医師。日々の診療や、患者さん・他の医療スタッフとのやりとりを通して倉原氏が感じたことを、呼吸器領域ならではのtipsを交えて語ります。呼吸器診療の息遣いが垣間見えるブログです。

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