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「男は痛がりな生き物だ」を胸腔ドレーンで実感

2015/01/30

 胸腔ドレーンを挿入するときは、リドカイン(商品名キシロカイン他)を用いた局所麻酔薬を使って疼痛が少なくなるように心がけます。胸腔ドレーンに限らず、多くの処置で局所麻酔薬を用いると思います。ただ、その効きには結構個人差があるような気がしています。

 その昔、女性の指導医が私にこんなことを言ってくれました。

指導医:「私の経験では、若い男性ほどすぐに痛がるわね

:「そうなんですか。確かに女性でイタイイタイとおっしゃる方は少ないような気がします」

指導医:「出産を経験してると、なおさら少ないわね」
 
 ふうん、そんなもんかなあ、と思ってその時は聞き流していました。

著者プロフィール

倉原優(国立病院機構近畿中央呼吸器センター呼吸器内科)●くらはら ゆう氏。2006年滋賀医大卒。洛和会音羽病院を経て08年から現職。08年から始めた自身のブログ「呼吸器内科医」をベースにした書籍『「寄り道」呼吸器診療-呼吸器科医が悩む疑問とエビデンス-』を、2013年に刊行した。

連載の紹介

倉原優の「こちら呼吸器病棟」
倉原氏は、呼吸器病棟で活躍する若手医師。日々の診療や、患者さん・他の医療スタッフとのやりとりを通して倉原氏が感じたことを、呼吸器領域ならではのtipsを交えて語ります。呼吸器診療の息遣いが垣間見えるブログです。

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