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どんとこい!爆笑スパイロメトリー

2014/09/26

 呼吸器内科医は、呼吸機能検査で肺活量や1秒量をチェックします。呼吸器専門医を取得する前に、呼吸機能講習会という3日間の泊りがけの合宿に参加する必要があります。呼吸機能検査というのは、それほど奥が深いものなのです。

 私たち呼吸器内科医は呼吸機能検査のオーダーを簡単に出しますが、技師さんの声掛けにはかなりコツが必要であることはあまり知られていません。

 私が呼吸器内科医を目指したヒヨっ子の頃、呼吸機能検査の方法を何度か見学させてもらったことがあります。

技師さん:「吸って吸って吸ってーーーっ!そうそうそう、そこから吐いて吐いて~~吐いて~~、最後の最後までーっ!!

何人かの技師さんの声掛けを見学したことがありますが、私が今の病院に赴任したころの当時の技師さんも「最後の最後までーっ!」というキーワードを使っていました。なかなか的を射た声掛けです。色々な言葉を使って患者さんを鼓舞しないと、患者さんも全力で吹き込めないからです。もしみなさんなら、最後にどんな声掛けを入れますか?

著者プロフィール

倉原優(国立病院機構近畿中央呼吸器センター呼吸器内科)●くらはら ゆう氏。2006年滋賀医大卒。洛和会音羽病院を経て08年から現職。08年から始めた自身のブログ「呼吸器内科医」をベースにした書籍『「寄り道」呼吸器診療-呼吸器科医が悩む疑問とエビデンス-』を、2013年に刊行した。

連載の紹介

倉原優の「こちら呼吸器病棟」
倉原氏は、呼吸器病棟で活躍する若手医師。日々の診療や、患者さん・他の医療スタッフとのやりとりを通して倉原氏が感じたことを、呼吸器領域ならではのtipsを交えて語ります。呼吸器診療の息遣いが垣間見えるブログです。

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