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閉塞感

2007/09/26

 こんにちは。夏休み、学会、試験などでしばらく更新できずにおりました。すみません。自身のブログと、私も参加した対談「日本の医療制度・医学教育の今を語る」にコメントしなければと思いつつ、気が付けば前回のブログには「コメント受付終了」の文字が…。1カ月って、あっという間に過ぎるものですね。

 このところ、作成できていない書類の数々、片付けなど「すべきこと」が山積みなのですが、差し迫ったもの以外はすべて後回し、とりあえずは明日の為に寝てしまうという毎日を送っています。週末にまとめてと考えていても、実際には朝から晩まで子供と遊び呆けてしまい一向に片付かない。そしてまた慌しい1週間の繰り返し…。

 こんなにも負荷のかかる毎日を今までに経験したことがありません。にもかかわらず実は、この負荷をそう重くは感じていない。だからこそ毎日何となく働けてしまうのだと思う。

 何故そんなに重く感じないのかと言えば、それは正に「慣性の法則」。産休明けからずっとこの生活を送ってきているので、同じ仕事量なら慣性の力でこなせる。多少の上り坂でも、この勢いで登れてしまう。力を減弱させる「摩擦」も少ないため、そんなに努力しなくても勢い変わらずといった感じ。動き始めは確かに大変ですが、「育児との両立」というスタイルは一旦立ち上がった後、こんな風に「慣れ」による力で進んでいくものではないだろうか?

 私の経験上、立ち上がりが重ければ重いほど後が楽。いつか坂道を下る日が来ることを楽しみに、今は加速を続けている。

 今回はコメントにも書いたように、前回の続きとします。

 私は十数年前から漠然と物書きになることを夢見て暮らしてきたため、昔から書店の中をブラブラして過ごすのが好きだったが、子供ができてからは絵本という分野が加わり、この趣味にはより一層力が入るようになった。雑誌、新刊、医学書などのコーナーに目新しいものを求め、さまよい歩くのがたまの休息となっている。しかし最近は、一番好きなこの書店巡りの最中に、何ともいえない息苦しさを覚える時がある。

著者プロフィール

公平順子(東京女子医大病院麻酔科)●こうへい じゅんこ氏。2000年高知医大卒、同年結婚。京大麻酔科に入局後、静岡市立静岡病院、倉敷中央病院勤務を経て、2007年より現職。夫と娘との3人暮らし。

連載の紹介

公平順子の「仕事も家庭もあきらめない」
麻酔科医、勤務医の妻、1児の母の3役をこなす公平氏。妊娠中の苦労や子育てしつつ学んだこと、転勤の極意、医師としての修行の日々などを、エッセイ風につづります。

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