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イレッサと個別化医療の可能性

2009/09/03

 ゲフィチニブ(商品名:イレッサ)は、2002年に世界で初めて日本で承認された抗癌剤です。非小細胞肺癌に有効な分子標的薬として注目されましたが、発売直後より急性肺障害、間質性肺炎による死亡が多数報告され、大きな社会問題になりました。現在も全国2カ所で薬害イレッサ訴訟が継続中です。このゲフィチニブについて、東アジアの患者を対象に行われたランダム化比較試験(RCT)であるIPASS(IRESSA Pan-Asian Study)の結果が発表されたので読んでみました。

著者プロフィール

北澤京子(日経メディカル編集委員)●きたざわ きょうこ。1994年日経BP入社。専門分野は、医師患者関係、EBMなど。2006年9月から1年間、英国ロンドン大学公衆衛生学・熱帯医学大学院に留学。

連載の紹介

北澤京子の「医学論文を斬る」
「専門用語や統計が頻出する英語の医学論文を手早く正確に読む際には、押さえるべきポイントがある」と語る筆者が、注目論文を批判的に吟味し、独自の視点で解説します。

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