2008年2月の本ブログで、チアゾリジン系の糖尿病薬であるロシグリタゾン(日本未承認)の骨折リスクについて検討したランダム化比較試験(RCT)を紹介しました 。その際、「これはチアゾリジン系糖尿病薬に共通するものなのか?」という疑問がわきました。このほど、この疑問について検討したシステマティック・レビューが発表されたので、読んでみました。
Loke YK, Singh S, Furberg CD. Long-term use of thiazolidinediones and fracture in type 2 diabetes: a meta-analysis. CMAJ 2009; 180: 32-9. (2009年1月6日号)