アンジオテンシン変換酵素阻害薬(ACE阻害薬)とアンジオテンシンII受容体拮抗薬(ARB)との間で、高血圧の治療効果の点で決定的な差はないことを示したシステマティック・レビューを、以前に本ブログでご紹介しました(2007.11.22「RA系降圧薬同士のガチンコ勝負の結果は?」 )。今回、新たな大規模研究ONTARGETの結果が発表されたので、さっそく読んでみました。
The ONTARGET Investigators. Telmisartan, ramipril, or both in patients at high risk for vascular events. N Engl J Med 2008; 358: 1547-59. (2008年4月10日号)