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抗うつ薬論文に反応する英国メディア

2008/03/06

 メンタルヘルスに対する社会的関心が高まる中で、わが国でもセロトニン選択的再取り込み阻害薬SSRI)をはじめとする各種の抗うつ薬が広く使われています。しかし、先ごろ英国でその効果に疑問を投げかける論文が発表され、英国ではBBCをはじめ多くのメディアが取り上げました。今回は、騒ぎ(?)の元となった論文を読んでみました。

Kirsch I, Deacon BJ, Huedo-Medina TB, Scoboria A, Moore TJ, Johnson BT. Initial severity and antidepressant benefits: a meta-analysis of data submitted to the Food and Drug Administration. PLoS Med 2008; 5: e45. (2008年2月号)


著者プロフィール

北澤京子(日経メディカル編集委員)●きたざわ きょうこ。1994年日経BP入社。専門分野は、医師患者関係、EBMなど。2006年9月から1年間、英国ロンドン大学公衆衛生学・熱帯医学大学院に留学。

連載の紹介

北澤京子の「医学論文を斬る」
「専門用語や統計が頻出する英語の医学論文を手早く正確に読む際には、押さえるべきポイントがある」と語る筆者が、注目論文を批判的に吟味し、独自の視点で解説します。

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