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ここまでやる!? 肥満患者限定の糖尿病治療法

2008/02/04

 本ブログの読者の皆様なら、これまでどこかでPICO(またはPECO)という言葉に出会ったことがあるでしょう。診療上の疑問・課題を、P: patient(患者:誰に対して)、I: intervention(介入:何をしたら)、C: comparison(比較:何に比べて)、O: outcome(どうなるか)の4つの要素に分けて考えるというものです。Iの代わりにE(exposure(曝露)を使ってPECOということもあります。今後、診療上の疑問・課題をより分かりやすく提示するために、紹介する論文がランダム化比較試験RCT)であれば、PICOを示すようにいたします。

 今回は、究極の肥満治療?ともいうべき手術に関する論文を取り上げました。

Dixon JB, O'Brien PE, Playfair J, Chapman L, Skinner S, Proietto J, et al. Adjustable gastric banding and conventional therapy for type 2 diabetes, a randomized controlled trial. JAMA 2008; 299: 316-23. (2008年1月23日号)

著者プロフィール

北澤京子(日経メディカル編集委員)●きたざわ きょうこ。1994年日経BP入社。専門分野は、医師患者関係、EBMなど。2006年9月から1年間、英国ロンドン大学公衆衛生学・熱帯医学大学院に留学。

連載の紹介

北澤京子の「医学論文を斬る」
「専門用語や統計が頻出する英語の医学論文を手早く正確に読む際には、押さえるべきポイントがある」と語る筆者が、注目論文を批判的に吟味し、独自の視点で解説します。

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