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RA系降圧薬同士のガチンコ勝負の結果は?

2007/11/22

 日経メディカル オンラインが行った「高血圧治療に関する調査2006-2007」によれば、降圧薬の第1選択薬としてアンジオテンシンII受容体拮抗薬ARB)が広く使われており(42.0%)、昔から日本で繁用されてきたカルシウム拮抗薬(47.6%)に迫る勢いでした。一方、アンジオテンシン変換酵素ACE)阻害薬は7.6%にとどまっていました(記事はこちら)。同じレニン・アンジオテンシン(RA)系抑制薬なのに、この差はどこから来るのか。今回は、ACE阻害薬とARBを直接比較したシステマティック・レビューに注目してみました。

Matchar DB, McCrory DC, Orlando LA, Patel MR, Patel UD, Patwardhan MB, et al. Systematic review: comparative effectiveness of angiotensin-converting enzyme inhibitors and angiotensin Ⅱ receptor blockers for treating essential hypertension. Ann Intern Med 2008;148. ( published online on November 6, 2007)

著者プロフィール

北澤京子(日経メディカル編集委員)●きたざわ きょうこ。1994年日経BP入社。専門分野は、医師患者関係、EBMなど。2006年9月から1年間、英国ロンドン大学公衆衛生学・熱帯医学大学院に留学。

連載の紹介

北澤京子の「医学論文を斬る」
「専門用語や統計が頻出する英語の医学論文を手早く正確に読む際には、押さえるべきポイントがある」と語る筆者が、注目論文を批判的に吟味し、独自の視点で解説します。

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