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コンタクトレンズ診療所に再びメス
不正請求多発で検査料の要件を厳格化、連帯責任問う

2007/12/13

 「(コンタクトレンズ専門の眼科診療所の)求人広告には、『法令順守』をうたっているものもありますからね」。12月12日の中央社会保険医療協議会中医協)の診療報酬基本問題小委員会は、支払い側委員のこの発言で、一瞬、笑いに包まれました。

 しかし、笑い事ではありません。この発言は、コンタクトレンズに関する保険診療で不正請求が多いため、その診療報酬を見直そうという議論の中で飛び出したものです。

 この委員会には、厚生労働省の医療指導監査室長も出席し、コンタクトレンズ処方を専門とする診療所に対して今年初めに実施した個別指導の結果を報告しました。健康保険法のみならず、医師法、医療法などさまざまな法令違反の実態が明らかにされ、委員の中からは、「(不正の)総合デパート」と揶揄する声も上がったほどです(不正の内容については表1参照)。

連載の紹介

どうなる?!診療報酬改定2008
後期高齢者医療の診療報酬はどうなるのか?産科や小児科や救急の評価は高まるのか?勤務医の負担軽減策は示されるのか?——注目を集める2008年度診療報酬改定に向けて、今秋から本格化する中医協の審議の模様を、独自取材によりリアルタイムでお届けします。
日経BP「診療報酬改定2008」特別取材班日経BP医療局の専門記者たちが総力を挙げて取材、情報分析します。

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