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【刑事告訴は医療安全をもたらすかVol.1】
“処罰感情”が作り出す犯人捜し

2007/08/29

 近年、医療事故で医師が刑事告訴される例が相次いでいる。処罰は安全な医療を実現するどころか、医療の不作為や立ち去りを加速し、医療システム全体を危機にさらしつつあるように見える。ただし、こうした状況は医療だけに留まらない。ヒューマンエラーに対して厳罰を求める近年の日本社会が生んだ病理とも言える。
 そこで本連載では、「医療崩壊」(朝日新聞社刊)の著者でもある虎の門病院泌尿器科部長の小松秀樹氏と、航空安全の専門家でベテランの現役機長でもある舘野洋彰氏に、安全で崩壊しない医療はどうしたら得られるのか、分野を超えて討論していただいた。その内容を4回に分けて掲載する。

(2007年8月4日、東京都内にて収録。まとめと聞き手:中沢 真也=日経メディカル オンライン)


連載の紹介

夏休み特別企画「医療放談2007 Summer」
臨床から「医療崩壊」まで、医療界の旬な話題について、一家言ある先生方に提言、対談・鼎談していただいた内容を連載します。ご意見・ご感想は、このブログにコメントを付ける形でお寄せください。

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