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医療の質・安全確立に向けて重要な一年
船橋市立医療センター(千葉県船橋市)内科外来部長 岩岡 秀明氏

2007/01/10

「医療安全に関するワークショップ」の修了証。

 昨年12月、私は「修了証」なるものを受け取った。50歳になっても、まだまだ学ぶことがたくさんあると実感している。今回参加したのは、関東信越厚生局主催の「医療安全に関するワークショップ」。連続5日間、延べ40時間に及ぶ充実した講習会だった。医療の質・安全は、私が取り組んできたテーマであるが、今回は院長の命を受けて、「医療安全管理者」の資格を得るために参加したのだ。
 
 このような私が2007年、一番注目しているのは当然ながら医療の質向上と安全への取り組み。昨年4月の診療報酬改定では「医療安全対策加算」が新設された。「医療安全管理者」の設置がその要件の一つだ。「医療の質・安全学会」も立ち上がり、昨年11月23~24日に第1回学術総会を開催した。日本内科学会を事務局とした「診療行為に関連した死亡の調査分析モデル事業」も始まった。さらに、政府・自民党は現在、出産時の脳性マヒに対する「無過失補償制度」を検討しており、来年度から始める予定であると聞いている。また、裁判に至る前に紛争を解決するというADR(裁判外紛争処理)体制確立への機運も高まっている。

連載の紹介

新春特別企画「医療放談2007」
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