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『はたらく細胞』と佐久の医療人演劇

2019/09/30
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 私たち医療関係者は、人間の体の働きを説明するのに専門用語を当たり前のように使ってきた。例えば「免疫細胞」について、『日本大百科全書』(小学館)では以下のように解説しているが、医師の語り口はこんな感じになっていないだろうか。
 「体外から侵入した異物や病原体、体内の悪性新生物(腫瘍細胞)などを認識し特異的に攻撃する免疫反応をおもに担当する細胞の総称。免疫担当細胞ともいう。白血球の一種でリンパ組織に多いリンパ系細胞のほか、マクロファージや、樹状突起をもつ樹状細胞などがある。リンパ系細胞には、T細胞、B細胞、NK(ナチュラルキラー)細胞のほか、形質細胞などの種類がある。

著者プロフィール

色平哲郎(JA長野厚生連・佐久総合病院 地域医療部 地域ケア科医長)●いろひら てつろう氏。東大理科1類を中退し世界を放浪後、京大医学部入学。1998年から2008年まで南相木村国保直営診療所長。08年から現職。

連載の紹介

色平哲郎の「医のふるさと」
今の医療はどこかおかしい。そもそも医療とは何か? 医者とは何? 世界を放浪後、故若月俊一氏に憧れ佐久総合病院の門を叩き、地域医療を実践する異色の医者が、信州の奥山から「医の原点」を問いかけます。

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