医療や介護の現場で働いていると、ケアを受ける人の尊厳がはたして守られているのだろうか、と感じることがある。たまたま育った環境が苛烈で、貧困から抜け出せなくても「自己責任」のひと言で切り捨てられ、十分なケアを受けられない。孤立したまま手が差し伸べられず、放置される。
 そのようなケースにぶつかるたびに、日本国憲法に記された国民の「生存権」と、国の社会的使命を思いだす。
 「すべて国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する。国は、すべての生活部面について、社会福祉、社会保障及び公衆衛生の向上及び増進に努めなければならない」(憲法第25条)

「健康で文化的な最低限度の生活」とは何かの画像

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