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研修医の固定観念を崩したフィリピンでの経験

2018/12/28
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 フィリピン・レイテ島のフィリピン国立大学医学部レイテ分校(SHS;School of Health Sciences)を10日間の国際保健海外研修で訪問していた佐久総合病院の医師が、12月上旬に帰国した。参加していたのは、2年次研修医6人と研修教育担当の中堅内科医だ。
 研修医のSHSへの定期派遣は今年が3年目。研修医たちは、SHS出身の元WHO医務官、スマナ・バルア博士の案内でレイテ島の集落を訪ねた。各集落では、SHSの学生たちが保健師と一緒に地域のプライマリ・ヘルス・ケア(PHC)を実践する現場に触れてきた。学生が簡単な診察や予防接種、投薬も行っているのを見て、研修医たちは「医療とは何か」を改めて自問した様子だ。

著者プロフィール

色平哲郎(JA長野厚生連・佐久総合病院 地域医療部 地域ケア科医長)●いろひら てつろう氏。東大理科1類を中退し世界を放浪後、京大医学部入学。1998年から2008年まで南相木村国保直営診療所長。08年から現職。

連載の紹介

色平哲郎の「医のふるさと」
今の医療はどこかおかしい。そもそも医療とは何か? 医者とは何? 世界を放浪後、故若月俊一氏に憧れ佐久総合病院の門を叩き、地域医療を実践する異色の医者が、信州の奥山から「医の原点」を問いかけます。

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