今年は、「すべての人にとっての健康」を目指すアルマアタ宣言から40周年に当たる。1978年9月に国際会議で採択された同宣言は、プライマリー・ヘルス・ケア(PHC)の基本的活動項目として、健康教育、水供給と生活環境、栄養改善、母子保健と家族計画、予防接種、感染症対策、簡単な病気やケガの手当て、基本医薬品の供給などを挙げている。
 先進国の日本で暮らしていると、これらはとうに達成されたと感じるかもしれない。しかし、「すべての人」が対象となれば、日本でもいまだ道半ばといえようか。PHCは、理想の高みを追い続ける活動であり、強いモチベーションを持った医療者の教育が重要な鍵を握る。

幻に終わった農村医科大学構想の画像

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