最近、何が本当で何が嘘か分からない話が、そこらじゅうに溢れている。アメリカの大統領は、都合の悪い報道がなされるたびに「フェイクニュースだ」とつぶやく。国内の政治や社会のニュースを見ても、いったいどこまでが真実なのかと考えさせられることが多い。フェイクの情報が横行する中、情報の受け手には真贋を見極める力が求められるが、むしろ世の中全体で、与えられた情報を、根拠を確かめずに鵜呑みにする傾向が強まっているように見える。一例を挙げると、テレビ番組でナントカが体にいいとタレントがのたまうと、たちまちスーパーでその食品が売り切れる。「夏バテには豚肉、ビタミンB1」が良いと喧伝されれば、毎日「豚しゃぶサラダ」ばかり食べる人が現れる。今こそ、科学的根拠を示した情報が必要とされる。

「食と健康」情報の真偽を知るための好著の画像

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