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ウティナン君の事例から考える外国人定着の問題

2018/05/31
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 2国間のEPA(経済連携協定)に基づく外国人看護師、介護士の受け入れが始まって10年が経った。2017年度までにインドネシア、フィリピン、そしてベトナムから看護師1203人、介護士3492人を受け入れている。
 しかし、日本の国家試験合格者の数はガクンと下がる。看護師の場合、2018年には441人が受験し、合格したのは78人(合格率17.7%)。外国人を受け入れて、4~5年間、医療、介護の現場で働いてもらうものの、本人が国家試験に合格できず、帰国するというパターンが多くなっている。

著者プロフィール

色平哲郎(JA長野厚生連・佐久総合病院 地域医療部 地域ケア科医長)●いろひら てつろう氏。東大理科1類を中退し世界を放浪後、京大医学部入学。1998年から2008年まで南相木村国保直営診療所長。08年から現職。

連載の紹介

色平哲郎の「医のふるさと」
今の医療はどこかおかしい。そもそも医療とは何か? 医者とは何? 世界を放浪後、故若月俊一氏に憧れ佐久総合病院の門を叩き、地域医療を実践する異色の医者が、信州の奥山から「医の原点」を問いかけます。

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