日経メディカルのロゴ画像

患者を「監視」していないか?

2017/03/29
患者を「監視」していないか?の画像

 日々、病院で働いていると、患者さんのプライバシーへの配慮がおろそかになっていないだろうかと自問することがある。忙しさのあまり、プライバシーを二の次にして患者を「監視」してはいないか、と。生命にかかわるような急性期疾患で頻繁な観察が必要な場合はともかく、そうした状態ではない入院患者さんにとって、プライバシーは実に重大なファクターだと思う。

著者プロフィール

色平哲郎(JA長野厚生連・佐久総合病院 地域医療部 地域ケア科医長)●いろひら てつろう氏。東大理科1類を中退し世界を放浪後、京大医学部入学。1998年から2008年まで南相木村国保直営診療所長。08年から現職。

連載の紹介

色平哲郎の「医のふるさと」
今の医療はどこかおかしい。そもそも医療とは何か? 医者とは何? 世界を放浪後、故若月俊一氏に憧れ佐久総合病院の門を叩き、地域医療を実践する異色の医者が、信州の奥山から「医の原点」を問いかけます。

この記事を読んでいる人におすすめ