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プロポフォール死亡事故と「患者の意志」

2015/02/27

 報道によれば、東京女子医科大学病院で昨年2月、2歳の男の子が死亡した医療事故で、遺族が2月19日、傷害致死の疑いで警視庁に刑事告訴したという。小児に対する集中治療で人工呼吸中の鎮静に用いることが禁忌とされているプロポフォールが大量投与されたことに対し、遺族側は会見で「実際には術前の説明が不十分だったのに、(病院側の報告書は)説明に問題はなかったと結論されている。そもそもカルテには増量の理由など、大事なことが書かれていない」とコメントしている

著者プロフィール

色平哲郎(JA長野厚生連・佐久総合病院 地域医療部 地域ケア科医長)●いろひら てつろう氏。東大理科1類を中退し世界を放浪後、京大医学部入学。1998年から2008年まで南相木村国保直営診療所長。08年から現職。

連載の紹介

色平哲郎の「医のふるさと」
今の医療はどこかおかしい。そもそも医療とは何か? 医者とは何? 世界を放浪後、故若月俊一氏に憧れ佐久総合病院の門を叩き、地域医療を実践する異色の医者が、信州の奥山から「医の原点」を問いかけます。

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