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「国際医療交流」をはき違えていないか?

2014/11/28

 医療が産業の国際競争力強化のメニューに組み込まれて久しい。たとえば、内閣府の地域活性化総合特区として、「りんくうタウン・泉佐野市域」の国際医療交流の拠点づくりが入っている。しかしその政策課題の柱の一つとして「海外の動物(ペット)の診療などを積極的に展開するための環境整備が必要」と掲げ、「国際交流を通じた高度獣医療機能の強化」を打ち出しているのには開いた口がふさがらない。

著者プロフィール

色平哲郎(JA長野厚生連・佐久総合病院 地域医療部 地域ケア科医長)●いろひら てつろう氏。東大理科1類を中退し世界を放浪後、京大医学部入学。1998年から2008年まで南相木村国保直営診療所長。08年から現職。

連載の紹介

色平哲郎の「医のふるさと」
今の医療はどこかおかしい。そもそも医療とは何か? 医者とは何? 世界を放浪後、故若月俊一氏に憧れ佐久総合病院の門を叩き、地域医療を実践する異色の医者が、信州の奥山から「医の原点」を問いかけます。

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