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TPP、「結論」を強要されるだけでいいんですか?

2013/04/30

TPP(環太平洋経済連携協定)は単なる通商交渉ではない。交渉内容を極秘とした上で、参加各政府は、非関税障壁(関税以外の方法によって貿易を制限している分野)と呼ばれる「投資」や「金融」、「医療」や「食品」、「大規模公共事業」などへの多国籍企業参入要件の緩和等を新規加入国に仕掛けていく。社会の仕組み自体を米国型の「自由主義」に変えようという意図がある。社会的資源の争奪戦が始まったとも言えるのではなかろうか。

著者プロフィール

色平哲郎(JA長野厚生連・佐久総合病院 地域医療部 地域ケア科医長)●いろひら てつろう氏。東大理科1類を中退し世界を放浪後、京大医学部入学。1998年から2008年まで南相木村国保直営診療所長。08年から現職。

連載の紹介

色平哲郎の「医のふるさと」
今の医療はどこかおかしい。そもそも医療とは何か? 医者とは何? 世界を放浪後、故若月俊一氏に憧れ佐久総合病院の門を叩き、地域医療を実践する異色の医者が、信州の奥山から「医の原点」を問いかけます。

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