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「陸の孤島」南相馬市、医療の危機的状況続く

2011/04/20

 福島第一原発から半径20~30キロの「屋内退避(自主避難要請)区域」の
 南相馬市の、医療が危機的状況にある。
 入院患者の受け入れができず、地域の医療が機能不全に陥っているのだ。

 南相馬市は、地震による津波で1500人以上の方々が行方不明になった。
 その捜索や、遺体の収容もこれからというときに、原発事故のため屋内退避
 しなければならないという「生殺し」の状態におかれた。
 7万人の市民のうち、5万人がいったんは市外へ避難した。
 「風評」で物資が届けられなくなり、南相馬は「陸の孤島」と化した
 (関連記事:2011. 3. 17「南相馬に支援物資を!」)。

 旧知の桜井勝延市長は、朝日新聞の3月25日付のインタビューで
 以下のように述べている。

著者プロフィール

色平哲郎(JA長野厚生連・佐久総合病院 地域医療部 地域ケア科医長)●いろひら てつろう氏。東大理科1類を中退し世界を放浪後、京大医学部入学。1998年から2008年まで南相木村国保直営診療所長。08年から現職。

連載の紹介

色平哲郎の「医のふるさと」
今の医療はどこかおかしい。そもそも医療とは何か? 医者とは何? 世界を放浪後、故若月俊一氏に憧れ佐久総合病院の門を叩き、地域医療を実践する異色の医者が、信州の奥山から「医の原点」を問いかけます。

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