昨年10月に日本弁護士連合会(日弁連)が当時の三井辨雄厚生労働相に提出した「患者の権利に関する法律大綱案の提言」(http://www.nichibenren.or.jp/activity/document/opinion/year/2012/120914_2.html)は、私の見る限り、あまり世間の話題に上がっていないようです。ですが、ハンセン病患者が過去に受けた差別に基づく議論や、世界医師会が患者の権利についてまとめたリスボン宣言などをベースにまとめられたこの提言は、これからの医療を考える際に重要なポイントが含まれているように感じています。
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著者プロフィール
井上雅博〇いのうえまさひろ氏。1993年島根医科大学卒。名古屋大学循環器内科に入局、外資系製薬企業、脳神経センター 大田記念病院(広島県福山市)を経て製薬企業に移籍。東京医科歯科大学大学院医療政策情報学分野大学院研究生としてDPCデータの研究に携わっている。

連載の紹介
ニュースウォッチャー井上雅博の「世相を斬る」
日々、新聞やネットで医療に関するニュースをもとに、skyteamの名前でアルファブロガーとして活動してきた井上氏が、ニュースをもとに考察していきます。
この連載のバックナンバー
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2018/08/16
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2018/01/23
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2017/05/19
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