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身内とのお別れで実感した「非常」な事態

2021/10/19

 新型コロナウイルス感染症COVID-19)が流行する中、死因はCOVID-19ではないが、遠くに住む身内が病院で亡くなった。臨終の場面と言えば、近親者が集まって自宅や病院などで危篤状態の人に思いをはせながら看取るのが常だった。しかし、COVID-19の流行拡大でその状況も一変してしまった。

 面会はずっと禁止で、病院からは「臨終の場でも、他県在住の方は恐らく会えないと思います」と伝えられていた。さらに「事前に葬儀会社を決め、病院からの搬送方法を考えておいてほしい」とも言われた。

 病院の言うことはもっともだ。万一、駆け付けた人が新型コロナウイルスに感染していたら、院内クラスターにつながる危険もある。結局、身内は夜中に亡くなり、近親者は誰も看取ることができなかったが……。

連載の紹介

はりきり院長夫人の“七転び八起き”
開業24年目の無床診療所で、院長である夫を支える。持ち前のバイタリティーと患者目線のきめ細かな気配りで、医院の活性化に日々努めている。(このブログは、医療と介護の経営情報誌「日経ヘルスケア」で連載されている同名の人気コラムの転載です)

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