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助成金に感謝! でも長い名称、煩雑な手続き…

2021/05/07

 新型コロナウイルス感染症COVID-19)で始まり、COVID -19で終わった2020年度。当院でもマスクやフェイスシールド、ガウンの不足と格闘しながら、アルコール消毒液を求めて走り回った。患者減やスタッフのストレス増大だけでなく、預貯金の減少にも不安を感じ続けた。そんな中、国の各種助成金はありがたかった。「スピード感をもって支給する」という政治家のセリフにも頼もしさを感じた。

 例えば、「新型コロナウイルス感染症対応従事者慰労金」。当院でもスタッフ1人当たり5万円を頂戴した。COVID -19の影響で勤務時間の減ったスタッフがいたので、雇用調整助成金も申請した。感染拡大防止に係る経費の助成も助かった。感染対策のために購入した物品費などは、「ちりも積もれば」で100万円に達した。これについては、「医療機関・薬局等における感染拡大防止等支援事業」から助成金が支給された。

 しかし……しかしだ。助成金の申請手続きが分かりにくい上、助成金の名称が長過ぎる。例えば、「医療機関・薬局等における感染拡大防止等支援事業」の該当経費の実績を紙で提出するには、封筒に「緊急包括支援交付金 感染拡大防止等支援事業 事業実績報告書等在中」(東京都の場合)と朱書きする必要がある。長い! 1行に収まらないではないか!

 当院は都道府県から発熱患者等の「診療・検査医療機関」(仮称)に指定されたため、「外来診療・検査体制確保事業」の交付申請もできたが、こちらの補助金申請の宛先は「厚生労働省発熱外来診療体制確保支援事業担当」。これまた長い……。

連載の紹介

はりきり院長夫人の“七転び八起き”
開業24年目の無床診療所で、院長である夫を支える。持ち前のバイタリティーと患者目線のきめ細かな気配りで、医院の活性化に日々努めている。(このブログは、医療と介護の経営情報誌「日経ヘルスケア」で連載されている同名の人気コラムの転載です)

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