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行政への対応でスタッフが見せた意外な一面

2021/01/06

 当院のスタッフには入職時から常々、「自分の良いところを伸ばしてほしい」と伝えている。「あの人より勝っている」とか「劣っている」とほかのスタッフと比べず、持ち味を出しながら成長してほしいのだ。「自己受容と他者受容は比例する」と言われるように、自分自身を受け入れている分、他人も受け入れることができる。医院のチームワークをつくり上げていく上でも効果的だと考えている。

 私自身も事あるごとに、「あなたの〇〇なところ(や取り組み)で本当に助かっている」と、各スタッフに伝えるよう心がけている。おかげでスタッフは個性派ぞろいだが、適材適所の仕事を任せることで生き生きと長所を発揮してもらえるようにしてきた。

 多様な患者さんへの受付対応を臨機応変にしてくれるスタッフA。受診までの手順などを上手に説明してくれる。「ちょっと困った患者さん」が来院しても、Aにお願いすれば安心だ。自分のペースで仕事をするスタッフB。余計なことは言わず黙々と業務をこなし、同僚を非難したりすることもない。スタッフCは仕事の能率と効率が高く、無駄を省くのがうまい。在庫管理や整理整頓は彼女に任せればお手の物だ。

連載の紹介

はりきり院長夫人の“七転び八起き”
開業21年目の無床診療所で、院長である夫を支える。持ち前のバイタリティーと患者目線のきめ細かな気配りで、医院の活性化に日々努めている。(このブログは、医療と介護の経営情報誌「日経ヘルスケア」で連載されている同名の人気コラムの転載です)

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