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若い勤務医との飲み会で「開業医への不満」続々

2018/11/05

 当院に通院する患者さんを、他科の開業医に紹介することが時折ある。その場合、院長である夫はまず、その診療科でかかりつけの医院があるかどうかを聞く。もしなければ、患者さんの通院しやすさを考えた上で、「受け入れ先の医師が紹介を快く引き受けてくれるか」「しっかり治療してくれるか」を重視して紹介先を決めているようだ。

 近隣の診療所で、やはり夫の手伝いをしている院長の妻が、「『A医院に患者さんを紹介したのに、しっかり診てもらえなかった』と主人がぼやいていたのよ……」と話していたことがある。実は、当院の院長もA医院に同じような気持ちを抱いていたのだった。こうした話はなかなか口にしにくいだけに、意見が重なると「ああ、やっぱりそうなのか」と心の中で妙に納得してしまう。

 開業医の中には、社会で目立つ役職に就くことに躍起になったり、派手な生活で注目を浴びている人がたまにいる。日常診療をしっかり行っていればまだいいが、残念ながら医師としての評判はいまひとつのこともある。

 先日、日ごろお世話になっている病院の医師との飲み会で、若い勤務医の先生たちと話す機会があった。お酒が進むにつれ、だんだん本音が出てくるようになり、若い先生たちが開業医に対して多くのストレスを抱えていることが分かった。当直や救急外来などで各科の患者を受け入れた際、日ごろ診ているはずの開業医の診療に不満を感じることが少なくないようだ。

連載の紹介

はりきり院長夫人の“七転び八起き”
開業21年目の無床診療所で、院長である夫を支える。持ち前のバイタリティーと患者目線のきめ細かな気配りで、医院の活性化に日々努めている。(このブログは、医療と介護の経営情報誌「日経ヘルスケア」で連載されている同名の人気コラムの転載です)

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