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復帰間近で育休申請、理由を聞いてみると…

2018/02/07

 当院のスタッフは、院長を除き全員が女性だ。最近は女性の社会進出が目覚ましく、男女の区別なく活躍の場が広がっている。それは喜ばしいことだが、女性の場合、妊娠・出産、育児などの理由で仕事を休まざるを得ないこともある。雇用主としても、仕事と家庭を両立できる職場環境を整える必要性を痛感しているのだが……。

 「事務長、お話があります」とスタッフに呼び出され、妊娠したと告げられたことも1度や2度ではない。男性の院長には話しにくい内容も、同性ということもあるのか、事務長の私にはいろいろ打ち明けてくれる。

 当院では、スタッフから妊娠の報告を受けた場合、本人と院長、私の3人でその後の方針を話し合う。産休が明けたらすぐに復帰するか、育休を取るか、あるいは退職するか、あくまでも本人の意向を尊重する。特に注意しているのが、「ほかのスタッフにいつごろ、どのように伝えたいか」を確認すること。伝え方一つで、スタッフの人間関係や職場の雰囲気、本人のストレスがガラリと変わることがあるからだ。

 このように、出産という一大イベントに最大限の協力をしたいと思っている半面、現実は「顔で笑って心で泣く」状況になったこともある。

連載の紹介

はりきり院長夫人の“七転び八起き”
開業21年目の無床診療所で、院長である夫を支える。持ち前のバイタリティーと患者目線のきめ細かな気配りで、医院の活性化に日々努めている。(このブログは、医療と介護の経営情報誌「日経ヘルスケア」で連載されている同名の人気コラムの転載です)

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