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手術室でiPadを使ってみた

2010/08/02

 世界的に大きな話題となっているiPadですが、医療分野での活用についても注目が集まっています。iPadの特徴は、直感的なタッチパネルによる操作、拡大・縮小が容易な高解像度スクリーンなどで、情報の取り扱いとコミュニケーションが重要な分野では特に期待が大きいようです。ただし、現段階では医療用アプリケーションが充実していないこともあり、医療現場で使用する場合は、既存のアプリケーションを活用していく必要があります。

 手術中のiPad使用については、既に報道が散見されますが、当院でも、外科を中心に、勤務医負担の軽減や医療の質と安全性の向上を最終目標として、iPadの導入を検討しています。まだiPadそのものが品薄のため、個人による限られた用途での使用にとどまっていますが、今後は外科医全員が1台ずつ所有して、多くの分野に使用を拡大できるようにしたいと思っています。

 今回は、当院でiPad導入の中核として活躍している外科の網木学氏の協力を得て、現時点における当院でのiPad活用方法についてご紹介します。

著者プロフィール

本田宏(済生会栗橋病院院長補佐)●ほんだ ひろし氏。1979年弘前大卒後、同大学第1外科。東京女子医大腎臓病総合医療センター外科を経て、89年済生会栗橋病院(埼玉県)外科部長、01年同院副院長。11年7月より現職。

連載の紹介

本田宏の「勤務医よ、闘え!」
深刻化する医師不足、疲弊する勤務医、増大する医療ニーズ—。医療の現場をよく知らない人々が医療政策を決めていいのか?医療再建のため、最前線の勤務医自らが考え、声を上げていく上での情報共有の場を作ります。

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