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医療崩壊はメディアの責任か?

2008/03/13

 医師・医療バッシング一辺倒だったメディアの報道が、2007年初ごろから少しずつ、医療崩壊の根底にある医師不足や低医療費についても扱うように変化してきたと感じています。

 私は講演のため全国を回っていますが、講演後の懇談などで「日本の医療を悪くした責任の多くはメディアにある」というようなご意見を耳にしてきました。そのような時、私は必ず「メディアの方も、正しい情報がなければ、正しい情報が出せないですよ」とお答えしてきました。そして、ひそかに心の中では「あなたは、日本の医療について、きちんと情報を収集し、それを伝える努力をしてきたのですか」と問いたい、と思っていました。

著者プロフィール

本田宏(済生会栗橋病院院長補佐)●ほんだ ひろし氏。1979年弘前大卒後、同大学第1外科。東京女子医大腎臓病総合医療センター外科を経て、89年済生会栗橋病院(埼玉県)外科部長、01年同院副院長。11年7月より現職。

連載の紹介

本田宏の「勤務医よ、闘え!」
深刻化する医師不足、疲弊する勤務医、増大する医療ニーズ—。医療の現場をよく知らない人々が医療政策を決めていいのか?医療再建のため、最前線の勤務医自らが考え、声を上げていく上での情報共有の場を作ります。

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