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世界がキューバ医療を手本にするわけ

2007/08/27

 マイケル・ムーア監督の最新作「シッコ」のキャッチコピーは「テロより怖い、医療問題」が8月25日から公開されました。前回紹介した「良医を育てる」という米国の医療現場も、市場原理の大波にもまれて、多くの問題を抱えていることは皆さんもご存知の通りです。そのような中、吉田太郎著の「世界がキューバ医療を手本にするわけ」(築地書館)という衝撃的な本と出会いました。

 日本と政治・社会体制すべてが異なるキューバ医療制度が参考になるのか、今度は米国に続いてキューバの話か、というご批判は覚悟の上で、紹介したいと思います。

 同書の帯には;

マイケル・ムーアも注目!
乳幼児死亡率は米国以下、平均寿命は先進国並み。
がん治療から心臓移植まで医療費はタダ。
大都市の下町から過疎地まで、全国土を網羅する予防医療。
世界のどこにもないワクチンを作りだす高度先端技術。
世界保健機構WHOも太鼓判をおす医療大国キューバが浮き彫りにする、
曲がり角に立つ日本の医療制度の方向性。

著者プロフィール

本田宏(済生会栗橋病院院長補佐)●ほんだ ひろし氏。1979年弘前大卒後、同大学第1外科。東京女子医大腎臓病総合医療センター外科を経て、89年済生会栗橋病院(埼玉県)外科部長、01年同院副院長。11年7月より現職。

連載の紹介

本田宏の「勤務医よ、闘え!」
深刻化する医師不足、疲弊する勤務医、増大する医療ニーズ—。医療の現場をよく知らない人々が医療政策を決めていいのか?医療再建のため、最前線の勤務医自らが考え、声を上げていく上での情報共有の場を作ります。

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