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女性医師を職場で活かすために その1

2007/04/04

 3月のある日、日本医師会と埼玉県医師会勤務医部会の共催で、病院管理者(事務職を含め)を対象とした「2006年度女性医師の勤務環境整備に関する講習会および座談会」が、埼玉県医師会館で開催されました。

 講演会は平日の午後6時からのスケジュールでしたが、開始時刻に席に着いていたのは会場の半分程度でした。各病院の忙しさが改めて想像されました。

 講演会の前半は、日本医師会男女共同参画委員会委員(東京都医師会代議員会副議長、世田谷区医師会会長)の清水美津子先生による「女性医師を職場で活かすために」という講演でした。今回のブログでは、その講演内容のポイントを紹介します。

講演:女性医師を職場で活かすために

女性医師の現状と問題点
1、女性医師は年々増加している。2004年では医師全体の16.5%が女性医師。
2、2006年度医師国家試験合格の女性の割合32.7%。今度、さらに女性が増加する可能性が高い。
3、日本医師会の女性会員は13.6%:若年と高齢で女性が多い(高齢で女性医師の割合が多くなるのは女性が長生きのためと思われる)。
4、女性の年齢階級別労働力比率の国際比較では、日本は諸外国に比較して30歳台の女性で労働力比率が落ち込む(図1)。これは子育てで仕事から離れるためと思われる。

著者プロフィール

本田宏(済生会栗橋病院院長補佐)●ほんだ ひろし氏。1979年弘前大卒後、同大学第1外科。東京女子医大腎臓病総合医療センター外科を経て、89年済生会栗橋病院(埼玉県)外科部長、01年同院副院長。11年7月より現職。

連載の紹介

本田宏の「勤務医よ、闘え!」
深刻化する医師不足、疲弊する勤務医、増大する医療ニーズ—。医療の現場をよく知らない人々が医療政策を決めていいのか?医療再建のため、最前線の勤務医自らが考え、声を上げていく上での情報共有の場を作ります。

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