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医療費の半分は株式会社に流れている

2007/02/14

 前回は日本の診療報酬が世界的に見て抑制されていることを紹介しましたが、今回は医療費増加が本当に日本の経済発展を阻害するのか、について考えてみたいと思います。

 図1は、日本医師会副会長をされていた青柳俊氏から以前いただいたデータです。この図をよく見ると、日本の医療費の半分は、病院を素通りして製薬企業や卸、医療材料や医療機器メーカーなど、医療関連産業に流れていることが分かります。さらに病院に残る半分も、その大半が人件費で消えてしまうのです。

著者プロフィール

本田宏(済生会栗橋病院院長補佐)●ほんだ ひろし氏。1979年弘前大卒後、同大学第1外科。東京女子医大腎臓病総合医療センター外科を経て、89年済生会栗橋病院(埼玉県)外科部長、01年同院副院長。11年7月より現職。

連載の紹介

本田宏の「勤務医よ、闘え!」
深刻化する医師不足、疲弊する勤務医、増大する医療ニーズ—。医療の現場をよく知らない人々が医療政策を決めていいのか?医療再建のため、最前線の勤務医自らが考え、声を上げていく上での情報共有の場を作ります。

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