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抗癌剤と免疫関連細胞と「母の強さ」

2007/03/23
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 勤務医時代、癌治療の専門医の指導の下、「抗癌剤治療」をしているころから、根本的に、抗癌剤治療は間違っているのではないか?と感じていた。そのころの癌治療の理念は「癌を完全に治す:除去する」というもので、抗癌剤「シスプラチン」などを大量に使っていた時代であった。最近は治療法が進歩し、理念も「癌と共存する」へと方向転換が行われ、5年以上生存する進行癌も経験するようになったが、抗癌剤治療は、患者にとって、辛い、不快感を伴う治療である。

著者プロフィール

飛岡宏(飛岡内科医院副院長)●ひおか ひろし氏。1980年川崎医大卒後、岡山大第2内科入局。岡山労災病院、新居浜十全病院、岡山市立市民病院を経て、90年9月より飛岡内科を継承開業、副院長として現在に至る。

連載の紹介

飛岡宏の「開業医身辺雑記」
「コンピューターと医療の世界を結び付ける」ことをライフワークとする飛岡氏。日々の診療を通じて感じる開業医の喜びや悩み、実感する現代医療の問題点などを、肩の凝らないエッセイ風につづります。

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