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男と女とメタボリック・シンドローム(下)

2006/06/23

今回も引き続き、飛岡内科を彩る花をご紹介する。これは、トイレに飾ったグロリオサ。ユリ科の花で、波打った花びらが上向きに反転する姿は、色と相まって、熱帯の花であることを感じさせる。

 前回、男女の大脳の構造は発生段階で決まっていること、人間の男性は1年中発情期にあり、女性は子孫を残す相手を選別していること、これらのことを知っておくことが、人間の本質を理解する上で重要だと述べた。さて、メタボリック・シンドロームである。

 ここ数年、メタボリック・シンドロームが問題視されている。運動療法や食事療法が有効なことは、情報化社会に住んでいる者なら誰でも知っている。しかし、いざダイエットを実行するとなると三大欲の一つ「食欲」(残り二つは性欲と排泄欲)が邪魔をする。最近の研究では、極端なダイエットを行うと基礎代謝が著しく低下し、リバウンドを起こす最大の原因であるとされている。

著者プロフィール

飛岡宏(飛岡内科医院副院長)●ひおか ひろし氏。1980年川崎医大卒後、岡山大第2内科入局。岡山労災病院、新居浜十全病院、岡山市立市民病院を経て、90年9月より飛岡内科を継承開業、副院長として現在に至る。

連載の紹介

飛岡宏の「開業医身辺雑記」
「コンピューターと医療の世界を結び付ける」ことをライフワークとする飛岡氏。日々の診療を通じて感じる開業医の喜びや悩み、実感する現代医療の問題点などを、肩の凝らないエッセイ風につづります。

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