母乳育児をしているお母さんと育児談義に花を咲かせていると、必ず話題に上ることがあります。それは、「おっぱいは、いつ、どんなふうに終わらせればいいのか」ということです(おっぱいをやめることは、「卒乳」または「断乳」と呼ばれています)。
いろいろ聞いていくうちに、母乳育児の締めくくり方は、まさに十人十色ということがわかりました。1歳のお誕生日を迎える前に「保育園に預けるのをきっかけに、泣く泣く断乳した」という方や、「離乳食をもりもり食べ出したら、自然におっぱいを飲まなくなった」という方がいるかと思えば、「大きな声では言えないけど、うちは2人ともまだ飲んでるのよ」と話す、就学直前のご兄妹を持つ親御さんもいました。
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著者プロフィール
引地 悠●ひきち はるか氏。2004年宮崎大卒後、洛和会音羽病院(京都市)にて初期研修2年、後期研修1年。07年4月中通総合病院(秋田市)総合内科で後期研修。09年1月に第1子を出産し、10年1月に復職。

連載の紹介
引地悠の「仕事と育児のベストバランスを求めて」
「結婚して子供を産んでも、臨床や研究の第一線から退きたくない」と考えていた引地氏。2009年1月に第1子を出産し、育児休業を1年間取得後、2010年1月に復職しました。新米ママ女医として盛りだくさんの日常をつづります。
この連載のバックナンバー
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2012/11/29
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