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空港でインフルワクチン接種はいかが?

2007/12/11

オヘア空港でアメリカン航空の国内便などが発着する第3ターミナルのインフルワクチンカウンター。肺炎球菌ワクチンの接種も受けられる。

 米国シカゴのオヘア国際空港は、世界で初めて公共の場所に自動体外式除細動器(AED)を設置した空港として名高い。ほんの数年前までは、米国心臓協会(AHA)や米臨床腫瘍学会(ASCO)など、大規模な学会が開催される時期になると、日本人医師のグループが、AEDの前で記念写真を撮る光景をよく見かけた。日本でも多くの公共施設にAEDが普及した最近では、さすがに注目度は下がったようだ。

 代わって、オヘア空港発の新しい医療トレンドとして米国で普及しはじめ、話題になっているのが、空港ターミナル通路(コンコース)のインフルエンザワクチン接種カウンターだ。しばらく眺めていたが、ひっきりなしに希望者が訪れる。空港が混雑している時間帯にはカウンターが空くことはめったにない。

 オヘア空港では、以前から国内線ターミナルの一つにある救護室でインフルエンザワクチンの接種を受けることができたが、空港の人の流れからははずれたところにあった。メインコンコースに“出店”したのは前シーズンの2006年末から。接種費用は35ドルと、診療所などの相場よりもやや高めだが、忙しい米国人の需要をうまくとらえたようで、実施数は空港内診療所だけで実施していたころの5~6倍に跳ね上がった。

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