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話題の「SiCKO」の試写会に行ってきた

2007/08/17

8月25日、シネマGAGA!ほか全国ロードショー。配給:ギャガ・コミュニケーションズ×博報堂DYメディアパートナーズ。 (c) 2007 Dog Eat Dog Films, Inc.

 一昨日、「SiCKO」の試写会に行ってきた。マイケル・ムーア監督の最新作。同時多発テロへのブッシュ政権への対応を批判した「華氏911」に続くドキュメンタリー(+エンターテイメント)映画で、今回のテーマは米国の医療問題だ。医療保険を取り上げており、キャッチコピーは「テロより怖い、医療問題」。

 米国といえば、約4700万人とされる無保険者が話題となるが、「SiCKO」が問題視するのは、ちゃんと保険に入っている人々に対する医療である。

 冒頭、仕事中に、事故で中指と薬指を切断された中年の男性(大工)が登場。「薬指を付けるのは1.2万ドル、中指は6万ドル」と医師が説明する。お金に余裕がない男性は薬指の治療だけを選んだ。車で事故に遭い、救急車で運ばれても、「事前に承諾がなかった」として医療を断られる女性など、保険に入っていても十分な医療を受けられない、あるいは高額を請求されて生活が苦しくなった例など、悲惨な人々の紹介が続く。

 その後、ムーア監督の視点は海外に向く。では、諸外国の医療保険制度はどうなのかと。カナダ、イギリス、フランスと現地のロケで紹介されるのは、「自己負担は無料で、満足できる医療を受けている人々」(思わず、私の頭には「?」と疑問符が浮かんだのだが、そこは映画なので、さておき)。

 そして最後に、ムーア監督は発見する。米国でも「無料で、十分な医療を受けられる唯一の場所がある」と。それがどこなのか、果たして結末は――。それは映画を観てのお楽しみに。

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