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【日経メディカル「日本医学会総会」レビュー Vol.3】
《'83大阪総会》 実地医家へ示唆に富む知見相次ぐ

2007/04/30

 1983年の第21回日本医学会総会では、医療・医学以外の分野の講演にも注力したのが特徴だったようです。中でも、イブニング・レクチャーとして開かれた漫画家の手塚治虫氏やSF作家の星新一氏の講演は好評で、当時の日経メディカル編集部は、記者座談会の中で「医療・医学の分野以外のよその世界の話を聞こうという事務局の姿勢は大変よかったと思う」とまとめています。

 この時もまだ、8年前の京都総会での「反医学会総会」が尾を引いていて、記者座談会では、開会式の警備がかなり厳しかったことが取り上げられています。また「学術講演の会場では若い医師が少ないのが目に付いた。病院を休めないといったような理由があるかもしれないが、これからを担うもっと多くの若い医師の参加があればよかったと思う」という、とある記者のコメントもありました。

 学会講演の内容をピックアップした紹介記事では、免疫、高血圧、膵癌の画像診断、老人医療などを紹介していました。この中では、なぜか免疫について多くのページを割いて解説をしているのが目立ちますが、前文が「免疫学が今、多くの臨床医から熱い視線を浴びているのはなぜだろうか。」などと始まっていて、当時注目されていたんだなあ、と驚きました。(田島@編集部)

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