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医者がキレる瞬間《3》 vs 医師
「ジコチュー医師」にカチン!

2007/12/28

Q 腹が立ったとき、あなたはどのように対処しますか? (n=142)

 11月に実施したアンケート「医者がムッとする瞬間」では、腹が立ったときの対処法として、「自分の怒りを何とか鎮めて、その場を乗り切る」が38.0%でトップでした(右図)。これに続く、「上手な会話・言葉で冷静に切り返す」(19.0%)、「怒りを表情に出さず、気付かないふりをする」(16.2%)も含め、怒りを上手にコントロールしている医師が多いようです。

 ここまで「vs 患者」「vs 看護師」と、アンケートに寄せられた怒りのエピソードを紹介してきましたが、最後に「vs 医師」をお届けします。「本当にそんな自己中心的(ジコチュー)な医師がいるの?」と、驚いてしまうようなエピソードが集まりました。


【自分勝手というか、無責任というか…】
◆同僚の女性医師が、どうしても3日後の連休の当直を代わってほしいと。もう1カ月も前に出ていた予定なので、よっぽど重大な予定が入ったのかと思い、妻との約束をずらして代わってあげました。後で、人づてに聞いたら、バイクの教習のキャンセル待ちが取れたってことだったらしい。自由奔放もほどほどにしろ!と思いました。以来、彼女からはかなり距離をとっています。(30歳代・精神科勤務医)
◆ローテーション通りだと、年末年始の当直が計2回になってしまう先生がいて、本人が代わってほしいというので、相談のために翌日の早朝に医局会を開いたら、その先生が医局会を欠席した。(20歳代・内科)
◆まず、自分の休みを主張し、譲る事がないため、連休や正月休みの当番を決める際、いつももめる。(40歳代・内科勤務医)
◆外科医が、自分の都合で予定手術の開始時間を勝手に変更する。(40歳代・麻酔科勤務医)
◆同僚が外来中に休憩とかいっていなくなり、その間の外来患者や健診患者がすべて自分に振り分けられる。(30歳代・内科勤務医)
◆自分の権利を主張するが義務は果たしていない。例えば、外来でも初診は嫌がる、通院患者もほかの先生の患者さんだと診ないなど。周りの先生が迷惑する。(50歳代・内科勤務医)
◆各科の医師が多忙な状況にある時、自分の分野外であることを理由に、医局で我関せずの態度で協力を拒否される。(60歳代・内科勤務医)
◆後輩が検査所見等を評価せず、家に帰ってしまった。かなりムッときたが、後輩には怒らなかった。しかし、やるべきことをきちんとしろとは言った。(30歳代・皮膚科/形成外科勤務医)
◆後輩医師がほとんど仕事をせず、最低限やるべきこととして、治療方針の決定や、患者への説明の必要性について話しても、屁理屈で対抗してくる。いくら時間をとっても学ぶつもりのない医師に指導していくのは無理だと感じます。(30歳代・内科勤務医)


【言っていることが違う!】
◆患者の治療方針について、あらかじめ上司に相談して方向が決まっていたのに、その後のカンファレンスでその上司が全く逆の事を言った。「先生この間○○の方針となっていましたよね」と確認したところ、「俺はそんなことは言っていない」と言われた。(30歳代・内科勤務医)
◆上司が「そこ、使うから、どけ」と。事前に言われた通りに診察室を変わっていたのに、その日の気分で勝手に診察室を使う予定を変えないでもらいたい。(30歳代・精神科勤務医)


【人のせいにすんな】
◆手術の前立ちに上司についてもらった時、自分の操作で出血させといて「お前の手術が下手だからだ」と怒鳴られた。最初は「ハイッ、ハイッ」とシャキシャキ返答していたが、それが続くと「ハー、ハー」とそっけない返答になり、最後は「ハー?」と言ってしまった。(30歳代・外科勤務医)
◆人前で自分のミスを私のせいにされた。(30歳代・内科勤務医)


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