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「タトゥーは医行為ではない」判決から「医療が目指すもの」について考えてみた

2020/09/24
尾藤誠司(東京医療センター)

 先日、最高裁判所がタトゥーは「医行為ではない」と判断し、「医師免許がないにもかかわらず人に入れ墨を施した」ことで訴えられていたタトゥー彫り師の方の無罪が法的に認められました。これは改めて「医療が目指すもの」を考える上で実にいい機会をもらったと思いました。この裁判については、ニュースで話題になり始めたくらいの時からずっと気になっていました。そして、合理的に考えれば考えるほど、タトゥーを人に施すという行為が医行為でないと立証することは困難になっていくだろうと考えていたからです。

連載の紹介

尾藤誠司の「ヒポクラテスによろしく」
医師のあり方を神に誓った「ヒポクラテスの誓い」。紀元前から今でも大切な規範として受け継がれていますが、現代日本の医療者にはそぐわない部分も多々あります。尾藤氏が、医師と患者の新しい関係、次代の医師像などについて提言します。

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