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「白を白」とは言えない情報を伝えるときにできる工夫

2020/03/17
尾藤誠司(東京医療センター)

 有事の時は常に社会が二分する傾向にあります。今はまさにその時ですね。なぜなら、準備なく訪れたリスクにさらされたときに人をドライブさせる大きな感情の一つに「白黒はっきりしたい」という感情があるからだと私は考えています。その意味では、今巷をにぎわせている「早期検査が必要」「早期検査はよくない」という議論も「白黒どっち??」の要素が結構あるような気がします。「白でも黒でもない世界」にずっと関心を持つものとしては、いろいろなことを考えさせられます。

連載の紹介

尾藤誠司の「ヒポクラテスによろしく」
医師のあり方を神に誓った「ヒポクラテスの誓い」。紀元前から今でも大切な規範として受け継がれていますが、現代日本の医療者にはそぐわない部分も多々あります。尾藤氏が、医師と患者の新しい関係、次代の医師像などについて提言します。

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