このブログでは主に医療専門職のプロフェッショナリズムだとか、患者・医療者関係だとかを書いてきましたので、今回のネタは若干毛色が違うかもしれません。
実は、私は勤務先の東京医療センターで初期臨床研修・後期臨床研修の担当者をしています(まあ、肩書もその通りです)。うちの病院の臨床研修カリキュラムについては、世界中のどこに出しても恥ずかしくないと思っているのですが、それでももっと良い仕組みができるのではないかと日々企業努力を重ねております。
その甲斐あってか、はたまた偶然か、この5年くらいは研修医のマッチング1位指名ランキングでずっと3位に甘んじていた当院ですが、今年は何とか市中病院全国1位に返り咲くことができました。ちょっと嬉しいので今日は当院の初期研修と研修医について書いてみたいと思います。
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著者プロフィール
尾藤誠司氏(東京医療センター臨床研修科医長)●びとうせいじ氏。1990年岐阜大卒。国立長崎中央病院、UCLAなどを経て、2008年より現職。「もはやヒポクラテスではいられない 21世紀 新医師宣言プロジェクト」の中心メンバー。

連載の紹介
尾藤誠司の「ヒポクラテスによろしく」
医師のあり方を神に誓った「ヒポクラテスの誓い」。紀元前から今でも大切な規範として受け継がれていますが、現代日本の医療者にはそぐわない部分も多々あります。尾藤氏が、医師と患者の新しい関係、次代の医師像などについて提言します。
この連載のバックナンバー
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2020/11/10
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2020/10/22
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2020/09/24
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2020/05/19
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2020/04/03