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コロナ禍、日本の医療に足りなかったもの

2021/05/24

 コロナはいつまで続くのか──。

 「本当に心が折れそう」というのが医療従事者の本音である。しかし、コロナ渦中の今だからこそ、後生に向けて、というか、次の感染症に備えて、こういうときに何が足りなかったかを覚えておき、伝えていくことが重要だ。

 5年前、熊本地震で何が足りなかったかについては、時間と共に記憶が風化しつつある。当時、あんなに追い求めた水、食料、ベッド、ブルーシートなどの防災グッズを今でも日々点検し、備えている人は少ないだろう。そこで今回、日本のコロナ禍で足りていなかったものを私なりに列挙してみる。

著者プロフィール

東謙二(医療法人東陽会・東病院理事長兼院長)●あずま けんじ氏。1993年久留米大卒。94年熊本大学医学部第2外科。熊本地域医療センター外科などを経て、2000年東病院副院長。03年より現職。

連載の紹介

東謙二の「“虎”の病院経営日記」
急性期の大病院がひしめく熊本市で、63床の病院を経営する東謙二氏。熊本市の若手開業医たちのリーダー的存在でもある東氏が、病院経営や医師仲間たちとの交流などについて、ざっくばらんに語ります。
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『“虎”の病院経営日記 コバンザメ医療経営のススメ』
好評発売中

 本連載、「東謙二の“虎”の病院経営日記」が1冊の本になりました。約10年間の掲載からよりぬきの回を「病院経営」「連携・救急」「医療の話」「ひと・酒」の4テーマに分け収録。書き下ろし「中小病院が生き残るための15箇条」の章は、「敵対より連携」「コバンザメ医療経営のススメ」「中小病院の生きる道」「2代目は本当にだめか」「同族経営と事業承継」……など、民間医療機関の経営者には必読の内容となっています。
(東謙二著、日経メディカル開発、2700円+税)

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