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虎の座右の銘と娘の自慢

2019/12/26
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 今年10月、熊本市医師会の会報に拙文を投稿した。毎回、会報の背表紙に医師会の代議員が持ち回りで投稿を依頼されるのだ。今回私は「名人は人を謗(そし)らず」という題名にした。詳細は省くが、要するに名医(名人)と呼ばれるような人間は、(他人をうらやんだり、妬んだりする必要がないので)他人の悪口や陰口を言わないものであるという意味のことわざだ。他人の悪口や陰口を言うような人は、回り回って、自分の悪口や陰口を言われるような人でもある。これは、ずっと自分に言い聞かせてきた座右の銘のようなもので、自分の子供たちにも同じように教えてきた。

著者プロフィール

東謙二(医療法人東陽会・東病院理事長兼院長)●あずま けんじ氏。1993年久留米大卒。94年熊本大学医学部第2外科。熊本地域医療センター外科などを経て、2000年東病院副院長。03年より現職。

連載の紹介

東謙二の「“虎”の病院経営日記」
急性期の大病院がひしめく熊本市で、63床の病院を経営する東謙二氏。熊本市の若手開業医たちのリーダー的存在でもある東氏が、病院経営や医師仲間たちとの交流などについて、ざっくばらんに語ります。
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『“虎”の病院経営日記 コバンザメ医療経営のススメ』
好評発売中

 本連載、「東謙二の“虎”の病院経営日記」が1冊の本になりました。約10年間の掲載からよりぬきの回を「病院経営」「連携・救急」「医療の話」「ひと・酒」の4テーマに分け収録。書き下ろし「中小病院が生き残るための15箇条」の章は、「敵対より連携」「コバンザメ医療経営のススメ」「中小病院の生きる道」「2代目は本当にだめか」「同族経営と事業承継」……など、民間医療機関の経営者には必読の内容となっています。
(東謙二著、日経メディカル開発、2700円+税)

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