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信念貫けず、再び医師会の代議員になった虎

2018/05/14

 正月から、NHKの大河ドラマで「西郷どん」が始まった。熊本県にとって、鹿児島は隣県なのでドラマの中の会話も親しみ易い。

 と言いたいところだが、実は本当の薩摩弁を使われると、隣県でも全く分からない。薩摩藩は、スパイを見分けたりするために、薩摩藩にしか分からない方言を確立していたと言われる。「西郷どん」の時代考証については、いろいろ意見が出ているようだが、正確性を期すなら、九州人でさえ分からない方言を使って、全ての会話に字幕を付けることになるだろう。

 さて、私事で恐縮だが、2018年4月から熊本市医師会の代議員、熊本県医師会の代議員になった。いずれも、無候補の投票制なので、投票数の多い人が上から順に選ばれる仕組みだ。

 「ん、ちょっと待てよ……」と思われた方もいると思う。そう、ブログや本で書いてきたとおり、私は以前、代議員を辞退したことがある。同じ人ずっと医師会活動するのではなく、多くの人が参加すべきだと、2013年、10年間代議員を務めたのを期に、他の先生に代議員を譲ったのだ。それなのに、舌の根も乾かぬうちに返り咲いた私……。

著者プロフィール

東謙二(医療法人東陽会・東病院理事長兼院長)●あずま けんじ氏。1993年久留米大卒。94年熊本大学医学部第2外科。熊本地域医療センター外科などを経て、2000年東病院副院長。03年より現職。

連載の紹介

東謙二の「“虎”の病院経営日記」
急性期の大病院がひしめく熊本市で、63床の病院を経営する東謙二氏。熊本市の若手開業医たちのリーダー的存在でもある東氏が、病院経営や医師仲間たちとの交流などについて、ざっくばらんに語ります。
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 本連載、「東謙二の“虎”の病院経営日記」が1冊の本になりました。約10年間の掲載からよりぬきの回を「病院経営」「連携・救急」「医療の話」「ひと・酒」の4テーマに分け収録。書き下ろし「中小病院が生き残るための15箇条」の章は、「敵対より連携」「コバンザメ医療経営のススメ」「中小病院の生きる道」「2代目は本当にだめか」「同族経営と事業承継」……など、民間医療機関の経営者には必読の内容となっています。
(東謙二著、日経メディカル開発、2700円+税)

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